『ゆうさんひさしぶりーっ!!!』
朝から堀ちゃんの元気な声にわたしまで元気になりました。
今でこそ、こうしてスタッフさんと仲良く楽しく過ごしてるけど、実は数年前までスタッフさんのことが苦手でした…。
いま思えば、距離のとり方がわからなかったのです。
母と旦那さんとこの仕事をスタートしてから、本当に苦しかった。しっかりしなくちゃいけない!バカにされたらいけない!!ってカッチコチ。
『経営者の娘』という肩書きに、勝手に押しつぶされそうになってました。
しゃべらなくなった。笑わなくなった。自分がどう振舞えば良いのかわからず、身動きがとれずに殻にとじこもったんです。
もともと人見知りなところはあるけど、年齢関係なくひとが大好き。大好きなはずなのに、余計なプライド?勘違い?がじゃまして、わたしの個性は完全に死んでいた。
毎日マジメに仕事して、余計な話は一切しない。
わたしの立場は、なにか問題が起きたらそのスタッフさんに注意しなくてはいけません。普段コミュニケーションとってないのに、注意だけする。
まわりから見たら、きっとめちゃくちゃ感じわるいヤツだった。
そんな自分が嫌だけど、どうしていったらいいのか本当にわからなかった。どうしたいか?ではなく、どうあるべきか?ばかり考えていました。
そしてある日、母に言われたひとこと。
『昔のあんたを思い出しなさい』
本当のわたしは、全然しっかりしてなくて友達に面倒見てもらうタイプ。だから仲良しの子はしっかり者ばかり揃ってます。
それなのに自分に無理して、まわりに助けも求めず、ひとりでなんとかしようとしてた。『経営者の娘』は、カンペキでなくちゃいけないって心の底から思ってた。
無理してたんです。
それに気づいてから、無理するのをやめました。自然体でいることにした。スタッフさんにも、素を見せるようにしたんです。
本当にラクになりました。スタッフさんも自然体で接してくれるようになりました。
いまはスタッフさんのことが大好き。
ダメな自分をちゃんと受け入れたから、ひとのことも受け入れることができるようになったんだと思います。
自分のことがキライなひとは、きっと誰のことも好きになれない。わたしがそうだったように。
やっぱり自分に素直になることって大事なんだと思います。
虚勢はったところで本当の姿なんてすぐにバレる。よけいにカッコわるい。ありのままの自分を、まず自分が受け入れてあげることが大事なのかなって気づきました。
ダメな自分だっていいじゃない。
まず受け入れるところからスタートする。そんな気がしています。
フラワーエッセンスセラピスト Yu
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